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藤井が、日々の気づき、学びをテーマごとに綴ります。

名前: 藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム代表
(株)アンテレクト代表取締役

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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12歳で100万円ためました!

2004/12/10

この物語は、韓国の女の子が12歳で、1000万ウォン(=100万円)
ためるまでの、実際にあった話を童話化したものだ。主人公の名前
はホン・エダミという。
エダミが1000万ウォンをためるきっかけを与えたのは「エダミが大
きくなったとき、優れた経済感覚を持てるように」と、早い時期か
ら経済教育を思いついたエダミの母親だった。


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■■       ビジネス選書&サマリー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<読者数 27,170部>━
=今週の選書=
■12歳で100万円ためました!
■キムソンヒ
■インフォバーン
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■■  選書サマリー

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12歳で100万円ためた韓国の女の子の実話を元にした話です。子供
でも分かるようにお金の使い方や儲け方を解説します。

【1】

この物語は、韓国の女の子が12歳で、1000万ウォン(=100万円)
ためるまでの、実際にあった話を童話化したものだ。主人公の名前
はホン・エダミという。

エダミが1000万ウォンをためるきっかけを与えたのは「エダミが大
きくなったとき、優れた経済感覚を持てるように」と、早い時期か
ら経済教育を思いついたエダミの母親だった。

エダミは母親のアドバイスを受けながら、自分でお金を管理する方
法を学び、さらに自分のビジネスを生み出してお金をためていく。
その過程でお金と経済について学んでいったという。

今、エダミは17歳の高校生だ。その後、さらにためたお金でマンシ
ョンを買い、それを他の人に貸して、家賃を自分の学費にしている
という。どうすればエダミのようにお金をためることができるのか。

【2】

エダミがしたことは、難しいことではない。誰にでもできることだ。
ただし、エダミをまねさえすれば、自分もすぐに1000万ウォンため
ることができると思ったら、大間違いだ。

この話を読んだ人が「木」だとすれば、エダミは「太陽と水」だ。
大きく育つかどうかは、その人次第だ。育て方を知っているだけで
なく、それを正しく実行するかどうかどうかで「木」は大きく成長
するか、枯れてしまうかが決まるのだ。

エダミは、次の4つのことを実践してお金をためていった。
・おこづかいを管理すること
・お金を正しく使うこと
・お金を正しくためること
・自分でお金を稼ぐこと

以上の4つを、エダミは知っているだけでなく、本当に実践したの
だ。こうしてお金をためることに成功したのだ。

【3】

まず、おこづかいを管理する方法について説明する。エダミはおこ
づかいに関して、小さいころから決めていたことがある。それはお
こづかいの半分は、必ず貯金するということだ。

5万ウォンのうち2万5000ウォンを貯金し、5000ウォンは何かあ
ったときのために残しておいて、残りの2万ウォンだけを使うとい
うことだ。

このようにお金を分けて計画的に使うのは、お金を管理するためだ。
まるで水のようにどんどん使ってしまったら、お金をちゃんとため
ることも、使うこともできなくなってしまう。

もしも、1ヵ月のおこづかいに1万ウォンをもらってすぐに使って
しまったら、残りの29日間は、無一文で過ごすことになる。反対に、
買いたい気持ちを我慢して過ごせば、最後の日にはお金が残る。

好きなものにおこづかいを全部使ってしまう人は多い。たとえば、
おやつ代に、遊びに、すべてつぎこむ人がいる。また、おこづかい
を週に1回もらう人もいれば、月に1回もらう人もいる。

【4】

おこづかいを分けて使うことは、言うのは簡単、実践するのは難し
い。しかし、ひとたび習慣にしてしまえばどうという事はない。ど
のようにおこづかいを分ける習慣をつければいいのか。

たとえば、1週間ごとや、1日1回お小遣いをもらう子は、1日に
いくら使うかを決めて、計算しながら使うことだ。

また、お金を1ヵ月ごとか、2週間ごとにもらう子は、最初におや
つやおもちゃに使うお金をいくら、交通費にいくら、貯金するお金
をいくら、というふうに、最初に分けてしまうことだ。

将来、お金をちゃんと管理したいなら、おこずかいは月に1回もら
うようにしたほうがいい。小さい頃から、少ないお金を分けて使う
習慣をつけておけば、お金の管理が身に付くからだ。

小さなお金がきちんと管理できるようになれば、大人になって何億、
何百億という大きなお金を扱うようになっても、ビクビクすること
なく、ちゃんと使うことができるようになるはずだ。

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■■ 選書コメント  
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本書は、小さな子供がお金について学んでいくお話です。主人公が
お金の魅力に目覚め、お金の扱い方を身につけていく物語を通して、
読者である大人もお金について学べるようになっています。

本書の物語は韓国の話ということで、なじみにくいと感じる人もい
るかも知れません。しかしお金持ち本の多くが米国発です。本書の
ほうが同じアジアの物語だけになじみやすいはずです。

私は、本書を読みながら「自分ならどうやって子供にお金の大切さ
を教えるだろうか」と考えていました。そしてその難しさを、改め
て感じました。

私たちの親の世代は、「子供はお金のことなど考えるな!」と切り
捨てることができました。しかし、そのような"のどか"な時代は
ずっと前に終わりました。

終身雇用も年金も崩壊、所得格差が進む中、わが子にお金について
教えないわけにはいかなくなりました。ユダヤの格言に「お金の稼
ぎ方を教えない親は、泥棒になれと教えているのと同じだ」という
のがあるそうですが、日本の社会にも当てはまるようになりました。

では、なぜ子供にお金の事を教えることは難しいのでしょう。それ
は、親自身がお金の本質について十分に理解していないからではな
いでしょうか。一因は、われわれの親の世代が、われわれにお金に
ついて教えてこなかったことにも、一因があります。

だからわれわれは、自力で一度、ゼロからお金について学ぶ必要が
あります。本書は、子供だけでなく、そんなお金の本質について学
びたい大人にもピッタリの教科書です。

もちろん、小学生くらいのお子さんがいるなら、一緒にお金につい
て考える教材としてお勧めです。ちょうどこれからお年玉シーズン
です。お金について考えるには、絶好の機会ではないでしょうか。

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