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2016/03/25
自分をバージョンアップする 外食の教科書

自分をバージョンアップする 外食の教科書

外食のチカラ


一流の人は、外食を大切にしている。言い換えれば、外食を武器にしている。なぜなら、旨い料理を食べれば、体だけでなく、心のエネルギーになるからだ。また、食を通したコミュニケーションは、相手との心理的距離を、縮めてくれるからだ。さらに「行きつけのうまい店」を持っていることは、ステータスになるからだ...


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■今週の選書 ■自分をバージョンアップする 外食の教科書 ■本郷義浩 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 →
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484162032/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー   ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 外食のチカラ 【1】 一流の人は、外食を大切にしている。言い換えれば、外食を武器に している。なぜなら、旨い料理を食べれば、体だけでなく、心のエ ネルギーになるからだ。 また、食を通したコミュニケーションは、相手との心理的距離を、 縮めてくれるからだ。さらに「行きつけのうまい店」を持っている ことは、ステータスになるからだ。 「外食」はコミュニケーションを伴う社会的な行為だ。また、自分 と社会の接点のひとつでもある。その「外食」を使って自分をバー ジョンアップできるポイントは3つある。 まず、自分の性格の弱点を克服することができる。また、今まで知 らなかった世界の価値に目覚めることができる。さらに、他人の生 き方から、人生を学んで実生活に生かすことができる。 【2】 外食は、キャパシティーを広げるチャンスタイムだ。「外食」を通 して、自分をこぢんまりまとめているバリアを破り、一歩踏み出し て、身近な秘境の扉を開けることができる。 たとえば、人前に出るのが苦手な人は「銀座の鮨店」に1人で行っ てみる。銀座の高級鮨店の主人というプロフェッショナルと接する ことで度胸がつく。それが、一皮むけるきっかけになる。 新たな価値に目覚めるには、京都の料亭や割烹に行ってみる。しつ らえ、料理、道具、サービスも含めて「和の美意識」の基準を自分 の中に新たに作ることができる。それが京都の料亭体験だ。 本物は、それまで知らなかった世界に目を開かせてくれる。それが、 自分をバージョンアップするきっかけになる。「ロマネ・コンティ」 を飲んで、背伸びしてみるのもおすすめだ。 普通のことをしていても変われない。「外食」という機会を生かし て、尖ったこと、珍しいこと、面白いことを企画したり、参加した りすることで、自分をバージョンアップしようとすることが大事だ。 【3】 他人の生き方から人生を学ぶには、12歳年上の先輩と食事に行くこ とだ。ひとまわり年上の先輩は、自分の未来像だ。食事に行って話 をすると、自分の将来が意識でき、自分の未来を疑似体験できる。 上司が「できる人」かどうかは、食事に行けばわかる。大事な部下 とのサシメシで激安居酒屋チェーン店に連れて行く上司は、仕事も できない。自分の世界を持つ人は、店選びにも手を抜かないものだ。 上司や先輩の行きつけの店に連れて行ってもらったあなたが学ぶ べきことは、ずばり食事の流儀だ。先輩が飲食店とどう関わってい るかを通して、社会との接し方を学び、上司の器をはかるのだ。 食事の流儀を学びながら、ある程度深い話をして「優秀な先輩は、 どこが違うのか」「陰でどんな努力や勉強をしているのか」など、 仕事ができる理由を学べれば、これほど得することはない。 【4】 部下との付き合いにも「外食」が生きる。「外食」でじっくり話せ ば、部下がどんな人間かわかる。食事とお酒を共にしながら落ち着 いて話せば本性が出る。1時間も話せば、だいたいわかるはずだ。 優秀な部下のパフォーマンスが落ちていると感じる時は、昼間や夕 方、喫茶店に誘うことだ。この時は、ただお茶を飲むだけでいい。 相手のことを気にかけていることが伝われば十分だ。 なお、あまり親しくない部下とじっくり話す時は、カウンターがい い。距離は近いが、視線が合わないので、部下にとっても、自分に とっても、物理的にも、精神的にも楽だからだ。 男性は、40歳過ぎるとプライドが高くなり、自分の価値観でしか、 物事が考えられなくなる。そこで、女性の持つ感性や情報、教養に 触れ、リーダーとしてのキャパシティーを広げるべきだ。 お勧めは、自分以外すべて女性という食事会だ。この時、店選びも、 料理のオーダーも、すべて女性に任せる。すると、普段行かない店 に行き、普段頼まない料理が食べられる。新たな発見があるはずだ。 ※↓「これじゃ、物足りない!」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484162032/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「外食」を、仕事やプライベートに生かすコツを教える本です。「外 食」を上手に使うことで、自分をバージョンアップし、仕事やプラ イベートを充実させることができます。その方法を教えます。 著者は、テレビ番組を25年以上作り、各界の成功者、いわゆる、 一流の人たちに数多くインタビューしてきた方です。著者が感じる のは、一流の人は外食を武器にしているということだそうです。 たしかに、食事を共にすることで、相手との距離が近づきます。ま た、いい店を「行きつけ」にできれば、自分のステータスを高めて くれます。一流の人は、そのことに気がついているのです。 「外食なんて、たかが食事。ガイドブックならともかく、外食の方 法まで書籍で学ぶ必要はない」「これはビジネス書と呼べない」と いう向きもあるかもしれません。 しかし、本書を読めばわかりますが、外食は自分の可能性を広げ、 部下の心をつかみ、人脈を広げてくれるなど、十分仕事に使えます。 本書も、そんな目的別に構成されています。 何ごとも、考えてやるのと、やらないのでは、大違いです。本書を 読むことで「外食」の効果や意図が理解できます。そういう意味で、 本書は立派なノウハウであり、ビジネス書なのです。 特に、ソーシャルメディアを活用する方法はユニークで、今風です。 さらに、小山薫堂さんやホリエモンなど、著名な人たちの外食術も 興味深いと思います。 たかが外食、されど外食です。ビジネスで成功したい方、人生を楽 しく過ごしたい方と考える方はもちろん「飲むこと、食べることが 大好き」という方にも、お勧めします。 ※↓「これじゃ、物足りない!」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484162032/tachiyomi ───────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

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