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2017/11/10
部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ

部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ

心に響くペップトークのポイント

部下の背中を押すのは、上司の力強いひと言だ。たとえば、部下が新たなプロジェクトへの参加に尻込みしている時、これまでなら、部下の心理状態を分析したり、方向性を模索したりしてきた。だが、これから重要なのは部下のやる気や貢献欲求を引き出し、一歩前に踏み出させる上司のワンフレーズだ。この力強いフレーズを生み出す基になるのが「ペップトーク」だ...


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■今週の選書
■部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ
■占部正尚
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■■選書サマリー  
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心に響くペップトークのポイント

【1】

部下の背中を押すのは、上司の力強いひと言だ。たとえば、部下が
新たなプロジェクトへの参加に尻込みしている時、これまでなら、
部下の心理状態を分析したり、方向性を模索したりしてきた。

だが、これから重要なのは部下のやる気や貢献欲求を引き出し、一
歩前に踏み出させる上司のワンフレーズだ。この力強いフレーズを
生み出す基になるのが「ペップトーク」だ。

これは、アメリカのスポーツ界で生まれた言葉だ。「短時間で相手
のモチベーションをアップし、成果を生み出すショートスピーチ」
のことだ。

現在、ペップトークは、スポーツ界にとどまらない。ビジネスや教
育の分野、あるいは家庭内の親子関係にも、広く応用されている。
そして大きな成果をあげているのだ。

【2】

ペップトークには4つのポイントがある。まず「事実の受け入れ」
だ。成功している組織や個人の風土や思考の方向性を分析すると、
無いものねだりをせず、今あるものでベストを尽くす特徴がある。

「今の人材で生産性を上げるには」「今の実力でどれだけ勉強した
ら目標達成できるのか」と事実を受け入れて考える。そのほうが、
より建設的で、成果に結びつきやすい。

部下に語りかけるときも「今の状況で、今の才能で、どうしたらベ
ストか一緒に考えよう」というスタンスで話すべきだ。より相手の
心に響きやすくなるはずだ。

2つ目は「とらえかた変換」だ。ポジティブな発想転換をするのだ。
部下が仕事になかなか着手しない場合「こいつグズだな」とネガテ
ィブな感情を持つことが多い。

これを「じっくり考えるタイプなんだな」とポジティブに発想する。
事実は1つでも解釈は複数ある。部下の発言や態度をどうに捉える
かで、その後の人間関係や指導のあり方が大きく左右されるのだ。

【3】

3つ目は「してほしい変換」だ。肯定形で言葉がけをするのだ。人
間の思考回路は否定形に弱い。そして、最初に脳に入って来た情報
に左右されるという特徴がある。

たとえば「計算ミスをするな」と言わると。最初に脳に入って来た
ミスという言葉に反応し、後から否定形で「それをするな」と指示
しても、思考回路と行動はミスするように動きがちなのだ。

否定計で「ミスをするな」という代わりに「落ち着いて計算して、
最後は見直しをしよう」と肯定形に直して指示を出すと、相手は好
ましい成果を出すための具体的な言動・行動がイメージできる。

4つ目は「背中をひと押し」する言葉を添えることだ。効果的に背
中を押すには、相手の性格や状況に応じて"直情系"か"癒し系"
のどちらかを選択する。

【4】

さらに、4つのポイントを補完する考え方がある。人は過去、すな
わち結果や、自分の存在自体を認められるとモチベーションが上が
り、能力を発揮しやすい。

やる気がなかったり、遅刻が多かったりとマイナスイメージの言動
や行動が目立つ部下も、どこか承認できる部分がないかを「とらえ
かた変換」で考えてみる。

その際"語順"にも気を配ることだ。「否定+指示」、すなわち、
「But&Yes」でなく、「肯定+アドバイス」すなわち「Yes&Better」
で言葉をかける。

部下の働き方に問題があり、好ましい結果が出ない場合「ダメじゃ
ないか」と叱ると、結果を否定された段階で思考がストップしてし
まう。そこから改善に向けて具体策を考える姿勢は生まれにくい。

そこで、業務を終えて結果を出した事実について「頑張ったね」と
承認する。その上で「こういう風に改善したら、次回は良い結果が
出るぞ」と肯定的に具体的な指示を出してみるべきだ。


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■■選書コメント
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部下のやる気を引き出す、上司のための会話術です。部下のやる気
に火をつける、理屈を超えた、上司のちょっとした言葉のかけ方の
工夫を、色々と教えてくれます。

部下をやる気にさせるのは、上司の仕事です。でも、簡単ではあり
ません。張り切って叱咤激励すれば「パワハラ」と言われることさ
えある時代です。どうしたらいのでしょうか?

その答えはスポーツの世界にありました。コーチが選手に声掛けす
るように、言い回しにちょっとした工夫するだけで、相手のやる気
に火をつけることがあるのです。

相手のやる気を一瞬で引き出す話術、米国スポーツ界生まれの手法
こそが「ペップトーク」です。コーチが選手を励ます時などに使う
話術です。これをビジネス現場で応用します。

意識して部下に言葉がけをするだけで、あらゆるタイプの部下が、
自らやる気を出し、主体的に行動するようになります。そのやり方
を、本書では具体的に解説します。

たとえば、言い回しを「YES&Better」に言い換えます。「ダメじゃ
ないか」という所を「頑張ったね。次はこう改善しよう」という具
合です。言い方の順番を変えるだけで効果が大きく変わります。

これを、シーンごと、さらに部下のタイプ別に解説します。特に、
本書では会話例がたくさん紹介されています。各項目の最後に良い
例、普通の例、悪い例が具体的なワンフレーズで紹介されます。

最近は「部下のやる気を引き出す方法がわからない」「声のかけ方
が思いつかない」「褒めるのが苦手」「叱るのが怖い」という上司
も増えているようです。そんな悩める上司たちにお勧めします。

※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ
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★本書の詳細、お買い求めは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534055277/tachiyomi


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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2017
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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