
ビジネス選書&サマリー(音声版)のバックナンバーをご覧いただけます。
吉野秀/マガジンハウス
本書は、一般にネガティブに取られがちな「言いわけ」を、前向きなものととらえ、それを推奨するユニークな本です。正しい言いわけと、その使い方、スキルの高め方を紹介します。人間関係が複雑化し、コミュニケーションも多様化しています。そこには、誤解が生まれる余地があります。そのまま黙っていると、溝は深まるばかりです。本書には、正しい言いわけの事例も豊富です。「バタバタしていまして」とか「もし、あれでしたら」などは、つい使ってしまいがちですが、かえって墓穴を掘る悪い例として紹介されています。職場や日常生活で、人間関係をよくしたい人、コミュニケーションを改善したい人など、すべての人にお勧めします。
リクルート メディアテクノロジーラボ/インプレスジャパン
ツイッター、フェイスブック、ユーストリームなどに流れる情報、ソーシャルストリームの実態を解説し、これをビジネスに生かすヒントや新しいビジネスのあり方を紹介する本です。ここ数年のネットの歴史を総括した上で、新しいネットのあり方としてソーシャルストリームを解説してくれます。ビジネスを俯瞰することができ、未来への予測も助けてくれます。ソーシャルディアを仕事に生かしたい方はもちろん、ビジネスの世界で何が起きているのか、これから何が起きるのか、それにどう備えるべきかを知りたい方にお勧めします。
寺井良治/小学館
この不況下に、売上を2年で5倍に伸ばした、すごい社長の奮闘記です。著者の会社は「おまけ」「倒産寸前の会社」「シベリアの中古品」など、ちょっとユニークな商品を扱う商社です。扱う商材ばかりでなく、社長の経歴も、この手のベンチャーとしてはユニークです。日商岩井のサラリーマンとして、社命で社長に就任しながら、親会社が消滅するという数奇な経験をされています。サラリーマン出身の社長の言葉だけに、普通のサラリーマンでも、考え方や言葉の一つ一つに共感でき、無理なく仕事にも生かせるはずです。日本のすべてのビジネスパーソンにお勧めします。
松久信夫/東洋経済新報社
社長が新しい働き方を提案するともに、仕事観を語ります。著者は、社長でありながら、月にわずか数日出社、あとは喫茶店からパソコンという経営スタイルを13年続けています。社長の仕事術ですから、そのまま使えるビジネスパーソンは限られます。しかし、アイデアが根ざしている、著者の会社観、仕事観、人間観にこそ学びがあります。本書は単に社長限定のバイブルではありません。すべてのビジネスパーソンが、働き方や仕事を見直すきっかけになるはずです。