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2007/02/16
できる人の勉強法

できる人の勉強法

本書は、勉強熱心なビジネスパーソンに向けて、仕事をしながら勉
強することの意義を説き、その具体的な方法について、解説した書
籍です。

著者の大学入試や資格試験の体験に加え、予備校や社会人への指導
経験を活かして書かれているだけに、紹介される方法は、いずれも
具体的かつ説得力のあるものばかりです。

たとえば「脳が慣れてしまうので、同じやり方で覚えるな」「最初
は浅く、反復しながら深くのスパイラルで暗記せよ」「小学生の参
考書で勉強せよ」などです。

また、ビジネスパーソン向けと言うことで、モチベーションの維持
や、勉強時間の捻出法についても触れています。「迷いが出てきた
ら、エポケ!と10回唱えよ」「挫折しないために、1日30秒でいいか
ら毎日やれ」など、こちらも具体的です。

ビジネスパーソンであっても、勉強は不可欠です。特に昨今は、厳
しい時代を反映して、誰もがその重要性を痛感しています。スキル
アップがブームのようになっているのも、うなずけます。

しかし、ビジネスパーソンは時間が限られています。最近は人手不
足もあって、平日の業務で疲れ切っています。経験した人なら、解
ると思いますが、勉強を続けるだけでも相当強固な意志が必要です。

実際、資格試験や英会話に挑戦しながら、挫折した経験をお持ちの
方は少なくないと思います。だからこそ、本書のように、社会人の
読者を意識した、勉強法に関する書籍が支持されるのです。

もちろん、ここで紹介されるノウハウは、資格や英会話など、いわ
ゆる勉強はもちろん、仕事や趣味の分野に至るまで、あらゆる勉強
に応用できるものです。ビジネスパーソンに広くお薦めします。


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■■       ビジネス選書&サマリー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<読者数50,101部>━
■今週の選書
■できる人の勉強法
■安河内 哲也/中経出版
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★本書の詳細、お買い求めは、→ http://tinyurl.com/2aoufn
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■■選書サマリー  
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時間対効果の勉強法、やる気を維持する方法を初公開します 。

【1】

私は予備校教師、企業研修講師として、小学生から受験生、社会人
に至るまで、あらゆる人を教えている。そこで感じるのは「要領や
方法、教師との出会いで勉強の成果は大きく変わる」ということだ。

かつて、私もつまづいていた。子どもの頃から成績はせいぜい中の
上くらいだった。ところが、大学受験に失敗し、浪人を経験したこ
とで、180度人生が変わった。

なんと、たった半年で偏差値は80以上になり、私立文系コースの模
擬試験で全国3位にまでのし上がることができた。おかげで上智大
学外国語学部、慶應義塾大学文学部に合格できた。

大学時代は、米国留学を経験した。TOEICは990点中910点、T
OFELは610点をとることができた。英検1級もパスした。その後、
通訳案内士試験をはじめ、さまざまな資格を取得した。

一体どうやれば要領よくベストな方法で勉強できるのか、そのやり
方を公開することにする。

【2】

最初の一歩を踏み出すのに、ためらう人がたくさんいる。「勉強し
たい」と思っている人が100人いても、実際に最初の一歩を踏み出す
人は、そのうちせいぜい1人だ。

あとの99人は「いつかやってみたい」で終わってしまう。だが、「い
つかやってみたい」は、「永遠にやらない」と同義語だ。

その証拠に「いつか」の前に「死ぬまでやらないけど」をつけると、
しっくりくるはずだ。
 「死ぬまでやらないけど、いつかTOEICを受験したい」
 「死ぬまでやらないけど、いつかカウンセリングの勉強がしたい」
 「死ぬまでやらないけど、いつかバレエを習いたい」

「いつか?したい」などと言っている人で、実際にやり始める人な
どいない。そんな口癖は、今すぐやめるべきだ。

【3】

最初の一歩を踏み出すには、まず日常生活で「off the beaten track
(踏み固められた通り道を出る)」してみることだ。踏み固められ
た通り道とは、日々繰り返している習慣のことだ。

毎日、満員電車に揺られて会社に行き、仕事が終わると同僚と飲み
屋に直行、上司の悪口に花を咲かせたら、また満員電車で家に帰
る・・・。こんな毎日を繰り返す人に絶対新しいことなど起きない。

仕事帰りに、前から関心のあったスクールに通ってみる。または、
エステに行く。紹介された人に会って情報交換する。このように、
少し日常を離れてみるだけで、思わぬ展開につながることがある。

たいした事でなくてもいい。会社の行き帰りに違うルートを通るだ
けで十分だ。こうして最初の一歩を踏み出したら、今度は「try
everything once(とりあえずやってみる)」にチャレンジしてみる。

「立派な道具が揃ってから」とか「別にこれで身を立てたいわけで
はないし」などと思わず、「かじる程度でいいからやってみるか」
という気軽な姿勢で、何事にも臨んでみればいいのだ。

【4】

「やろうかな、どうしようかな」と迷いながら3年過ごすより、3
年でいいから取りあえずやってみるべきだ。3年続ければ、きっと
それなりの技術が身についているはずだ。

「面白いな」と思ったら、間髪をいれず挑戦してみることだ。やり
もしないうちから「自分には無理だ」と思っていたら、何もできな
いまま人生を終えることになる。

たとえ周りが「きみには無理だよ」と言ったとしても「ああ、自分
が抜きん出るのが嫌なんだな」ぐらいに思って、聞こえないふりを
しておけばいい。

ただし「二兎を追うものは一兎をも得ず」のことわざ通り、あれも
これも一度にやろうとするのはお勧めしない。一匹しとめたら、次
を追う。最初の一匹をしとめれば、次の獲物は楽なはずだ。

こうして、いろいろなものに挑戦し続けるうちに、その中から「こ
れだ!」と思える分野が見えてくるはずだ。そうしたら、今度はそ
れをとことん深めていくようにすればよいのだ。

★本書の詳細、お買い求めは、→ http://tinyurl.com/2aoufn

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■■選書コメント  
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本書は、勉強熱心なビジネスパーソンに向けて、仕事をしながら勉
強することの意義を説き、その具体的な方法について、解説した書
籍です。

著者の大学入試や資格試験の体験に加え、予備校や社会人への指導
経験を活かして書かれているだけに、紹介される方法は、いずれも
具体的かつ説得力のあるものばかりです。

たとえば「脳が慣れてしまうので、同じやり方で覚えるな」「最初
は浅く、反復しながら深くのスパイラルで暗記せよ」「小学生の参
考書で勉強せよ」などです。

また、ビジネスパーソン向けと言うことで、モチベーションの維持
や、勉強時間の捻出法についても触れています。「迷いが出てきた
ら、エポケ!と10回唱えよ」「挫折しないために、1日30秒でいいか
ら毎日やれ」など、こちらも具体的です。

ビジネスパーソンであっても、勉強は不可欠です。特に昨今は、厳
しい時代を反映して、誰もがその重要性を痛感しています。スキル
アップがブームのようになっているのも、うなずけます。

しかし、ビジネスパーソンは時間が限られています。最近は人手不
足もあって、平日の業務で疲れ切っています。経験した人なら、解
ると思いますが、勉強を続けるだけでも相当強固な意志が必要です。

実際、資格試験や英会話に挑戦しながら、挫折した経験をお持ちの
方は少なくないと思います。だからこそ、本書のように、社会人の
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もちろん、ここで紹介されるノウハウは、資格や英会話など、いわ
ゆる勉強はもちろん、仕事や趣味の分野に至るまで、あらゆる勉強
に応用できるものです。ビジネスパーソンに広くお薦めします。

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発行元:藤井事務所 責任者:藤井孝一 
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
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Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

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