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2008/08/15
大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ

大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ

小さくまとまっちゃ、つまらない。「どうやって大金持ちになれたんですか?」という質問をよく受けるが、成功の理由は、あらゆる事態に対処する際の一貫した姿勢によるものだ。成功したいなら、98%の大多数から抜け出し、特別な上位2%に入らなければならない。そのためには、成功者たちを見習う必要がある。


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■今週の選書
■大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ
■ドナルド・トランプほか/徳間書店
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■■選書サマリー  
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小さくまとまっちゃ、つまらない

【1】

「どうやって大金持ちになれたんですか?」という質問をよく受け
るが、成功の理由は、あらゆる事態に対処する際の一貫した姿勢に
よるものだ。

成功したいなら、98%の大多数から抜け出し、特別な上位2%に入
らなければならない。そのためには、成功者たちを見習う必要があ
る。

スポーツ界や金融界、実業界などの偉人は、特別な何かを持ってい
る。ただ、そのような何かを持っている人は少ない。

ビル・ゲイツやウォルト・ディズニーなど、一代で富を築いた億万
長者はほぼ例外なく「"でっかく考え、がむしゃらにやる」能力を
持っていた。

金持ちになる唯一の方法は、現実に目を向け、自分自身に対して下
品なほど正直になることだ。簡単ではないし、人を傷つけることも
ある。だが、本気なら、がむしゃらにやる覚悟を示すべきだ。

【2】

成功するためには、何よりも自分の仕事を愛さなければならない。
愛している仕事なら、より一生懸命に働くことができるし、より難
しい問題にも挑戦しようとする。

「どうすれば、金を稼げるか」などと考えてはいけない。地元のコ
ミュニティや人々のために、自分には何ができるか、どんなサービ
スが提供できるかを考えるべきだ。

もちろん、価値あるものを提供できれば、報酬を受けとっていい。
しかし、金が最終的な目的ではないことは忘れてはいけない人に役
立つ仕事を情熱を注ぐ対象にできれば、金はあとからついてくる。

成功する上で、頭脳や才能よりも重要になのは情熱なのだ。頭脳と
才能に恵まれている人でも、情熱が欠如していたために失敗した場
面には何度も出くわしてきた。

いくらすばらしいアイデアがあっても、情熱がなければ実現に移さ
れることはない。頭の中だけでなく、心で感じなければ、アイデア
ははかなく消えてしまうのだ。

【3】

成功のカギとしては、プレッシャーに対処する能力も重要だ。大き
なことを成し遂げようと思うなら、プレッシャーをうまくあしらう
必要がある。

私は経験から「問題が発生したときは、問題への対応でなく、問題
の解決に注力せよ」ということを学んだ。問題の対応にすべてのエ
ネルギーを費やしてしまえば、問題の解決策に情熱が残せない。

もちろん現実は厳しい。また、人間の大多数は、高いストレス耐性
を持っていないものだ。

それでも、大きな成功を収めたいなら、とにかく自分の仕事を愛す
ることだ。そして、ポジティブな発想をし、プレッシャーの対処能
力を身につけなければならない。

【4】

人間には、うまくいく時もあれば、いかない時もある。私は、取引
に失敗した時に、落ち込んだり自分を責めたりしない。その代わり
に「知識の公式」に則って行動することにしている。

「知識の公式」とは、他人の失敗から学ぶことだ。それは、自分の
失敗から学ぶよりも、早く簡単だ。この公式を使えば、良いときだ
けでなく、悪いときにも教訓が得られる。最高の学習方法だ。

成功したいなら、決してあきらめてはいけない。再挑戦が不可能に
思え、諦めたくなることもあるだろう。しかし、こういう時期こそ
大切だ。成功に必要な情報は、この時期に学べるのだ。

目標に達するには、熱意だけでなく、忍耐力も必要だ。失望や挫折
に負けず、目標を明確にし、前進を続けることが重要だ。

また、常に挑戦していく必要がある。そのためには、快適帯から出
ていかなければならない。私は、ニューヨークで屈指の不動産業者
になった今も、向上するために戦い続けている。

愛する仕事を見つけたら、今度はチャンスを見て行動を起こすべき
だ。ひるんではいけない。がむしゃらにやるだけだ。現場へ行き、
全力を尽くして欲しい。それが成功の秘訣だ。

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■■〔3〕選書コメント
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本書は、アメリカの億万長者、ドナルド・トランプ氏の本です。成
功を志す人に向けて、自らの成功体験から導き出した成功哲学を語
ります。

メッセージは「小さくまとまるな!でっかく考えて、でっかく行動
しろ!」です。アメリカも、日本と同様、先行きが不透明で、多く
の人が将来に閉塞感を持っているようです。

そんな中、億万長者による、シンプルですが、力強い、強烈なメッ
セージが、大いに歓迎されたようです。全米で、なんと50万部のベ
ストセラーになりました。

トランプ氏と言えば、80年代、日本でもちょうどバブル絶頂のころ
に、マンハッタンの不動産王として、金ピカのビルとともに注目さ
れ、認知度を上げました。

その後、90年代のバブル崩壊で、氏は破産寸前まで落ち込み、やが
て忘れられました。その後、見事復活を果たし、今ではメディアに
も露出して、人気者になっているようです。

そんなアメリカンドリームを体現するような生きざまも、書籍の売
れ行きに一役買っています。政治も経済も小さくまとまりつつある
日本にも、喝を入れてくれる、痛快な内容です。

一般に、この手の本は、本人が武勇伝を披露する、自己満足の本に
なりがちです。しかし、本書は、本人の個人的体験を、普遍的ノウ
ハウにまで落としこんであります。

構成も、導入部に読者が現状を把握するためのテストを用意するな
ど、工夫されています。こうすることで、読み手は内容を自分のこ
ととして吸収することができます。

さらに、各章の終りには共著者ビル・ザンガー氏のまとめコラムが
付いています。このように凝った作りになっているのも、教育産業
をリードするザンガー氏の意向なのだと思います。

そんなわけで、本書は成功を信じるすべての方にお勧めです。「人
生を切り開きたい」と考える人なら、おなか力が入るはずですし、
生活に不完全燃焼感を持つ人なら、パッチリ目が覚めるはずです。

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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