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2017/12/15
30代で年収1000万になる人、一生400万のままの人

30代で年収1000万になる人、一生400万のままの人

30代で年収1000万の人が「当たり前」にやっていること

ヘッドハンターとして、1万人を超えるビジネスパーソンのキャリア支援をしてきて分かったことがある。それは、30代で年収1000万円になる人も、最初は普通の人だったということだ。国税庁によると、サラリーマンの平均年収は420万円だ。年収1000万以上の人は全体の約4パーセントしかいない。30代では、約1パーセントに過ぎない...



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■今週の選書
■30代で年収1000万になる人、一生400万のままの人
■夏目俊希
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30代で年収1000万の人が「当たり前」にやっていること

【1】

ヘッドハンターとして、1万人を超えるビジネスパーソンのキャリ
ア支援をしてきて分かったことがある。それは、30代で年収1000
万円になる人も、最初は普通の人だったということだ。

国税庁によると、サラリーマンの平均年収は420万円だ。年収1000
万以上の人は全体の約4パーセントしかいない。30代では、約1パ
ーセントに過ぎない。

上位わずか1パーセントの人と、生涯400万円のままで終わる人と
の間には違いがある。普通の人から年収1000万円になる人に共通す
る特徴は「当たり前」に対する3つの対応だ。

まず、多くの人が「"当たり前"に正しい」と思っていることを「疑
う力」だ。次に"当たり前"のことを「本気でやる力」だ。そして、
誰もが無理だと"当たり前"に思うことに「チャレンジする力」だ。

【2】

話ベタな人ほどチャンスが舞い込む。話ベタは、相手を遮って話し
たりせず、相手が話しやすい雰囲気を自然と作る。自分から話さな
いから、相手が考ている間も待つことができる。

これは「会話の間」という聞き上手のテクニックだ。単に自分から
話すことが苦手なのかもしれないが、それをコンプレックスと感じ
るより「聞き上手」という長所として認識しているべきだ。

「しゃべれないから聞いている」のでなく「聞けるからしゃべらな
いだけ」とポジティブにとらえるべきだ。そう考えれば、話ベタも
立派な武器になる。

年収がどんどん上がる人が話ベタだったりするのは、裏を返せば「聞
き上手」ということだ。上司や先輩の話をとにかく聞きまくるのだ。
そんな部下や後輩を気に入らない上司や先輩はいない。

上司や先輩に気に入られれば、いざ「何かを任せよう」という仕事
が出てきて「誰に頼もうか」となったとき、突然指名されることも
あり得る。話ベタの人ほど、チャンスが舞い込むものなのだ。

【3】

仕事は1人ではできない。周囲の人の協力があって初めて成り立つ。
だが、上司や先輩、得意先は見えていても、身近な事務の人や同僚、
後輩に目を向けている人は少ない。ないがしろにする人さえいる。

だが普段、見えていない人にこそ大切にすべきだ。「人脈を大切に
しろ」と言われて、多くの人は仕事が一気に加速するような、とっ
ておきの人脈を想定し、血眼になって探して大事にしようとする。

それはそれで重要なことだ。だが、普段当たり前に接している目の
前にいる「小さな人脈」も大切にするべきだ。年収が上がっていく
人が口を揃えて言うのが、この小さな人脈の大切さなのだ。

普段は、空気のように接しているが、自分のことをよくわかってく
れている人がいるはずだ。そういう人こそ、ピンチになった時、助
けてくれるかもしれない人だ。小さな人脈こそ大切にすべきなのだ。

【4】

「忙しい」が口ぐせで、スケジュールを隙間なく入れることで、自
分のことを「できる人だ」と勘違いしている人がいる。そんな人に
限って、平気で予定の直前にドタキャンをしたりする。

下手をすれば、ドタキャンすることを、できる人の勲章のように思
っている人もいるかも知れない。だが、ドタキャンは完全に信用を
失う。絶対に止めるべきだ。

ドタキャンは、周りの人が自分のためにどれだけ迷惑しているのか、
さらには、自分自身の信用を自分から無くしていることを、自分では
わかってないから起こしてしまう事態だ。

もし「忙しい」というのが口ぐせになっているとしたら、これも今
日からやめるべきだ。「忙しい」と言わないと決めることで、余裕
を持った行動にもつながるはずだ。

「忙しい」と言わなくなると、考え方が変わる。1つひとつの仕事
を大事にして集中するようになるはずだ。年収が上がる人ほど「忙
しい」とは決して言わないものなのだ。

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■■選書コメント
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仕事術の本です。仕事に対する考え方や取り組み姿勢を教えてくれ
ます。サラリーマンの平均年収は400万円と言われる中、30代で1000
万円を超えるようなトップ1%の人材を目指します。

著者は、ヘッドハンターです。仕事を通して、1万人を超えるビジ
ネスパーソンの支援をしてきたそうです。その経験で感じることは、
はじめは誰もが普通の人だということです。

では「生涯年収400万円で終わる人」と「年収1000万円を超える優
秀な人材にれる人」との違いはどこにあるのでしょうか?その違い
を、本書で教えてくれます。

本書には、年収1000万円の壁を突破するのに不可欠な「仕事術」「コ
ミュニケーション術」「時間術」「思考法」など、考え方や行動パ
ターンを51の「習慣」としてまとめてあります。

具体的には「できないことは、できないと言う」「年上から相談を
受ける人になる」「外にチャンスを求めない」「時給でなく、成果
給で考える」などです。

ポイントは「今の会社できること」をまとめている点です。世の中
のビジネスパーソンの収入アップのノウハウは、大半が転職や起業、
投資など、大きなアクションを伴います。

キャリアをスタートさせたばかりの人には困難です。それ以前に、
せったく入社した会社です。できれば、できるところまで、今の会
社で突き進むべきです。転職、起業、投資は、後からでもできます。

現在、会社に勤めながら「今より収入を上げたい方」「今のままで
は将来が不安だ」と感じる方はもちろん「年収1000万円を超える人
材になりたい」という、特に若いビジネスパーソンにお勧めです。

※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2017
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
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