HOME > ビジネス選書&サマリー > 無料版・バックナンバー > 自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法

ビジネス選書&サマリー

無料版・バックナンバー

解除ご登録

ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。


f

2016/11/11
自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法

自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法

効果的に頭を鍛えるには?

多くの人が、より有能な人間になりたいという願望を抱いている。だが、実際にはどうしたらよいか、その最善の方法がわからない。人生は、誘惑や危険で溢れている。勇気はくじかれ、心は揺れ動く。偉人たちは、遺産として「知識」という宝物を残してくれた。だが、それを手に入れるためには、金塊と同じように、自らの手で掘り出す必要がある...


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書 ■自分を鍛える!「知的トレーニング」生活の方法 ■ジョン・トッド(訳・解説)渡部昇一 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 →
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957730/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー   ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 効果的に頭を鍛えるには? 【1】 多くの人が、より有能な人間になりたいという願望を抱いている。 だが、実際にはどうしたらよいか、その最善の方法がわからない。 人生は、誘惑や危険で溢れている。勇気はくじかれ、心は揺れ動く。 偉人たちは、遺産として「知識」という宝物を残してくれた。だが、 それを手に入れるためには、金塊と同じように、自らの手で掘り出 す必要がある。 誰もが、何らかの分野で秀でる能力がある。それを引き出すことが できれば、必ず伸びる。学ぶ目的は、頭脳を活発にし、明確に役立 つようにすることだ。 若者は、天才に憧れるものだ。たゆまぬ努力や掘り下げた研究を行 なうのに、忍耐力がいらず、何の苦もなくできることが、天才の特 性だと考えている若者は少なくない。 だが、本当の天才ほど、自分と他人の違いが、より強い忍耐力があ ることだと知っているものだ。ひたすら努力することをせず、人よ り抜きん出ることなど、決してできないのだ。 【2】 手に入れるべきものは、懸命でたゆまぬ努力の成果だ。誰にでも、 励ましてくれる友人や助けになる書物や師、そして様々な援助があ る。だが、自分の知力を鍛え、養うのは自分自身だ。 本当に優れたものには、必ず辛抱強い研究がつきものなのだ。頭脳 を鍛えることも、広く知識を身につけることもなく、偶然のし上が った人は、一時的にあやしげな光を発したに過ぎない。 何かを手に入れるには、必ず努力が必要なのだ。自分が所有したり、 他人に提供したりする価値のあるものには、必ず「努力」という対 価が支払われる必要があるのだ。 【3】 世の中に影響を及ぼす偉大なる道具、それは頭脳だ。頭脳ほど、訓 練し、使用することで、決定的に、しかも絶えず進歩する道具は、 ない。 「自分の能力を、一時に、すべて使うことは、まずいことだ」とで も思っているかのような人がいる。「力は一大事の時に備えて、蓄 えておかねばならない」とでも思っているかのようだ。 だが、心配は無用だ。脳は使えば使うほど回転がよくなるものだ。 時々まとめて働かすより、常に働かしているほうが、本当の意味の 鍛練になるのだ。 頭脳を鍛え抜きたいなら、休みなく脳を使うことだ。ふとしたはず みで調子よく働いたり、大きな能力を発揮したりする頭脳の持ち主 は、何一つ達成することはできないのだ。 一定の時間があれば、必ず一定の成果を引き出す態勢が常に整って いる頭脳、それこそが、本当に鍛えられた頭脳なのだ。そういう脳 を手に入れたいなら、脳を極限まで働かせるべきなのだ。 【4】 「記憶力が良すぎると、独創的アイデアを生み出すきっかけや能力 が育たない」とばかりに、記憶力を伸ばそうとしない人がいる。彼 らは、借り物の発想しかできなくなることを恐れているのだ。 だが、多くの先達が残した膨大な量の思想や観察、経験を、我々が 踏み台として利用し、高い地点に立ち、知識の限界や領域をさらに 拡大していかなければ、意味がない。 一人の人間の頭に浮かぶ独創的なアイデアは少ないものだ。分別盛 りになると、若い頃のように新鮮な感動を持って本を読めなくなる。 理由は、過去に読んだ本が、新しく読む本の独創性を減じるからだ。 大した独創性が、人にも書物にもないからこそ、知識を伝える手段 である記憶力は、きわめて大切なものなのだ。つまり、記憶力を伸 ばすことは、極めて重要なのだ。 頭脳とは、優れた人物になるための道具のようなものだ。勉学とは、 その頭脳の使い方を学ぶために必要なことだ。だからこそ、勉学に 励むことが重要なのだ。 ※↓「これじゃ、物足りない!」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957730/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今週の選書について 元祖「勉強法」です。優れた人物になることを目的に、自らの頭脳 を鍛える方法を、時間、読書、人間関係など、様々な側面から解説 してくれる修養書です。 書かれたのは、なんと200年以上前です。全米でベストセラーにな り、世界中で読まれました。日本でも、過去に出版されています。 そんな歴史的名著が、このたび改めて復刻されたものです。 著者は、ジョン・トッドという牧師・著述家です。貧しく、病弱な 境遇から成功をおさめた著者の実体験を踏まえながら、知力の開発 方法、生活習慣づくり、健康増進方法などを紹介していきます。 本書の魅力は、この時代の書籍にしては、実践的なところです。た とえば「いい習慣の作り方」「集中力・記憶力がアップする短期決 戦法」「本を120パーセント活用し吸収する法」などです。 また、優れた人間になるための方法を広範に触れている点です。「時 間の使い方」「疲れない目を鍛える方法」「強健な心身づくりのヒ ント」ひいては「賢い人付き合いの方法」まで教えてくれます。 まさに、現代の自己啓発書のテーマそのものです。古さも全く感じ させません。言われなければ「200年前に書かれた本だ」というこ とには、気づかないはずです。 誰しも「充実した人生を送りたい」「悔いのなく懸命に生きたい」 という思いを抱いていると思います。そのためには、自分を鍛える 必要があります。その方法をコンパクトに解説してくれます。 「漫然と生きるのでなく、張りのある日々を送りたい」と真剣に考 える人や、「このままではだめだ」と自覚している人、特に、若い 学生やビジネスパーソンに一読をお勧めします。 ※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ → https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957730/tachiyomi ────────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ツイートする FACEBOOK いいね! このエントリーをはてなブックマークに追加

主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

企業情報はこちら

著者の方へ

広告掲載についてはこちら

TOP