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2017/02/03
10秒で伝わる話し方

10秒で伝わる話し方

10秒で伝わる話し方

プレゼン、会議、スピーチ、面接、自己紹介など、人前に出る機会は多い。こうした機会に、口ベタでもムーズに話す方法がある。これができれば、印象はがらりと変わり、評価が急上昇するはずだ。話す時の緊張を和らげ、自分の思っていることを伝え、相手が初対面でも会話を次につなげるには「準備体操」「練習」「仲間意識」の3つが大事だ...


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■今週の選書
■10秒で伝わる話し方
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10秒で伝わる話し方

【1】

プレゼン、会議、スピーチ、面接、自己紹介など、人前に出る機会
は多い。こうした機会に、口ベタでもムーズに話す方法がある。こ
れができれば、印象はがらりと変わり、評価が急上昇するはずだ。

話す時の緊張を和らげ、自分の思っていることを伝え、相手が初対
面でも会話を次につなげるには「準備体操」「練習」「仲間意識」
の3つが大事だ。

「準備体操」をせずに運動をすればケガをするように、準備せずに
話し始めれば破綻する。ここでいう「準備体操」は、言葉の用意だ。
たくさんは必要ない。気楽に"10秒分"だけ準備すればいい。

「練習」も、ワンセットたったの"10秒"で十分だ。それをくり返
すうちに、心の準備が整う。そして、自ずと背中を押してくれる「勇
気」に変わる。

さらに「仲間意識」だ。つまり、場の雰囲気を壊さないように聞き
手の立場を汲む「思いやり」を持つことだ。ここまでできれば、完
璧だ。

【2】

短ければサラリとできることも、長くなった途端難しくなることが
ある。会話が正にそれだ。急にスピーチを任されても"10秒"なら、
何とかなりそうだ。しどろもどろになる暇さえないからだ。

"10秒"では短すぎるなら、話す内容を"10秒ずつ"組み立てれば
いい。どんなに長いスピーチも、すべては短い話の積み重ねだ。ま
ずは"10秒"しっかり話せることが「伝わる」話し方の基本だ。

車のナンバーや電話番号には「ハイフン」が入っている。こうする
ことで、記憶を促す効果があるからだ。区切ることで頭の中が整理
できるのだ。

短く区切って話すことは、緊張して話の内容をど忘れしやすい人に
も効果的だ。短くてもできないことは、長くなると余計にできない。
まずは"10秒"からスタートを切るべきだ。

【3】

「ひと言ご挨拶を」と指名されることがよくある。ここで失敗する
のは、突然で「何を話せばよいかわからない」からだ。いつ指名さ
れてもいいように「準備」しておくのが社会人のたしなみだ。

「準備」というと気が重いが、10秒で話せる3~4行の自己紹介を、
作っておいて、携帯にメモしておくだけだ。急に指名されたら確認
し、場の雰囲気に合った言葉をつけ加えて話す。

たとえば、「本日は、お招きいただきましてありがとうございます」
+「10秒自己紹介」+「ローストビーフが絶品でした。デザートも
楽しみです。ありがとうございます」という具合だ。

このように、3~4行の「10秒自己紹介」を作っておき、いつも持
ち歩いておくだけで、とっさの指名にも、安心して対応できるもの
なのだ。

【4】

スマートな自己紹介とは、他人から見た自分の性格や長所などの特
徴を厳選したものだ。これを見つけるには、自分の魅力、よく言わ
れるほめ言葉、自分が誇れる特徴やモットーを書き出してみる。

次に、これに説明を加えて「キャッチコピー」を作る。コツは「数
字」で表すことだ。「料理が上手」なら「10品目のバランス弁当を
毎日作る」という具合だ。これだけで「すごい」印象になる。

次に「キャッチコピー」の中から、場に合った魅力をひとつだけ選
択する。そのためには、自分がここで話す理由、聞き手との関係、
受け入れてもらいやすいアピール点を考えてみる。

「キャッチコピー」を選んだら10秒にまとめる。婚活なら「料理好
きの〇〇です。高校時代からお弁当作りを始めて10年、毎朝おかず
10品のバランス弁当を作って通勤しています」という具合だ。

最後に、場に合った言葉を加えるといい。たとえば前に「本日は、
このような盛大な会にお招きいただき、ありがとうございます」、
「〇〇が好きという方、今度ご一緒しましょう」という具合だ。

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■■選書コメント
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話し方の本です。プレゼン、スピーチ、面接などのビジネスシーン
から、飲み会や合コンでの自己紹介まで、あらゆるシーンで、落ち
着いて話しができるようになります。

うまく話せない人は、話し方を難しく考え過ぎているのかもしれま
せん。ほんの短いフレーズ、10秒だけ話す練習をすることから始め
れば、改善できると著者は言います。

著者自身、このやり方で極度のあがり症を克服し、今ではテレビニ
ュースの天気コーナーで高視聴率を定着させるまでになったそう
です。そんな著者が、今日からできるコツを教えてくれます。

大勢の前でも、堂々と、タイムリーな話題や気の利いたユーモアを
交えて話し、聴衆を沸かせる人がいます。彼らは生まれつき才能の
ある人かもしれません。でも、諦める必要はありません。

たとえば、わずか「10秒」なら、誰でもできるはずです。そのわず
か10秒の工夫が、ビジネスでもプライベートでも大きな武器にな
ります。それが人生さえ大きく変えてしまいます。

はじめはわずか「10秒」でも、話すことに抵抗感や緊張感がなくな
ります。あとはこれを重ねていくことで、3分のスピーチも、30分
のプレゼンさえもできるようになります。

ビジネスパーソンなら、アウェーでの急な挨拶の依頼など、無茶ぶ
りされることもあるはずです、そんな時も、本書のやり方を実践す
れば、緊張せず、しっかり伝えることができます。

そんなわけで「人前でうまく話せない」「つい、あがりってしまう」
「話すうちに、しどろもどろになってしまう」「もっと上手に話し
たい」など、話に関する悩みと課題を抱える方にお勧めします。

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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2017
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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