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2002/07/26
非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
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成功者たちがこれまでおおっぴらに語らなかった成功法則を語ります。短期間
で確実に成功したいあなたなら必読です。
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■■ ビジネス選書＆サマリー
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＜読者数 9789部＞━━
＝今週の選書＝
■非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
■神田 昌典 (著)
フォレスト出版
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■■ 今週のサマリー
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成功者たちがこれまでおおっぴらに語らなかった成功法則を語ります。短期間
で確実に成功したいあなたなら必読です。
【１】
成功は学歴にも能力にも人脈にも資金にも関係ない。誰でも望むことは実現で
きる。しかも必要なものはすべて目の前にある。
だが、世に言う「成功本」を読んでも成功への一歩は踏み出せない。そこには
情報が多すぎて、優先順位がわからない。
常識的な成功法則は「成功者が自分に言い聞かせるためのもの」だ。当たり障
りのない成功法則を唱えるだけでは成功することは出来ない。
成功していない人には、目の前に現実問題があるのだ。それを解決するために
は、まず「お金」が必要なのである。
【２】
成功は「お金」と「心」二つの要素で成り立つ。「お金」は「金額」で測定され
る。「心」は「貧しい」「豊か」という尺度で測る。
世の中には、次の4つのタイプの人がいる。
・お金も心も豊かな人
・お金が豊かで心が貧しい人
・お金が貧しく心が豊かな人
・お金も心も貧しい人
普通「お金」も「心」の豊かさも両方ほしい。だが「お金」と「心」の豊かさ
を得るには、相反することをしなくてはならない。
だから一挙に手に入れようとするとジレンマに陥る。そこで2ステップを踏む。
まず「お金」を得、安定軌道に乗ったら「心」を磨くのである。
【３】
目標は紙に書くと実現する。書くことで潜在意識にインプットできるからだ。
脳みそは、目的意識を持てば答えを出すのに必要な情報を集め続ける。
ここで大事なことは、目標設定をうまくやることである。目標にはよい目標と
悪い目標がある。
良い目標を設定するには自分が本当に「やりたいこと」を目標にする。そのた
めには「やりたくないこと」を書き出す。
「やりたいこと」は自覚していなかったり、世間体に影響されていたりするの
で、「やりたくないこと」が明確になってから「やりたいこと」を書き出す。
【４】
記憶は脳の一部に貯蔵されているのではない。思い出すたびに作られている。
だから自分に都合のいい言葉を繰り返して自分に催眠術をかければ現実をコン
トロールできる。
例えば目標を書いた紙を寝る前に眺め、起きたときにまた眺める。すると目標
を潜在意識下に置くことができる。
こうして目標を潜在意識下に置くことで絶えず脳に次の質問をできる。
・この目標に近づくためには、いま何をすればいいか
・この目標を実現するためには、何が必要だろうか。
こういうと怪しげなのでだれも言わないが、成功している人はほぼ全員、この
ように潜在意識を意図的に活用している。
【５】
自分が思う自分「セルフ・イメージ」をバージョン・アップすべきだ。そのた
めに肩書きを活用する。自分に都合の良い肩書きを考え、紙に書いて朝晩見る。
服装など外見を変えることも効果的だ。
これまで述べたことを実行すれば簡単にお金もちになれる。ぜひなるべきだ。
きっと自由で豊かな生活が実現する。だがそれは幸せの第一ステップにすぎな
い。
大事なことは、その過程で新しい自分に出会うこと、そして今までの自分の枠
を取り外し、今まで見えなかった現実が見えるようになることである。
自由で豊かな生活と同時に、心の成長を実現するということ、それが本当の幸
せなのである。
▼本書の詳細・買いたい人は、以下をご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511304/tachiyomi-22
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■■ 今週のコメント
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今週は、若手コンサルタントの中では人気、実力ともにナンバーワンの神田昌
典氏の著書です。過去にも著書を紹介しましたのでご存知の方も多いでしょう。
本書には、潜在意識とか、ビジュアライゼーションとかアファメーションとか
自己啓発セミナーの常套句みたいな胡散臭いことが書いてあります。
理論も、鵜呑みにはできません。何せ脳のメカニズムについては、まだほとん
ど解明されていないのですから。
でも本書にあることは、思い当たるフシがたくさんあります。特に"書いたこ
とが実現する"というのは本当です。少なくとも私には当てはまります。
割と大きな目標で書いているときは半信半疑でも、なぜか実現してしまうこと
があります。著者のいうとおり、書くことで脳に命令するのかもしれません。
一つ言えることは、書くことは結構、勇気とエネルギーが要ります。結局、自
分の中である程度裏づけが取れ、確信や覚悟ができていることしか書けません。
実は紙に書いたことが実現するのは、会社も同じです。優れた経営者なら目標
を必ず紙に書いています。そして頭の中で、視覚化し、繰り返しています。
私の知っている経営者は、目標を寝床の天井に張っています。こうすると寝る
前と起きたときに必ず目にできるからです。
なぜここまですると思います？彼らはその効果をよく知ってるからです。必ず
寝る前と起き抜けに目標を眺めたら、実現のためにどうすべきか年中考えます
って。
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