HOME > ビジネス選書&サマリー > 無料版・バックナンバー > 脳と心の洗い方~なりたい自分になれるプライミングの技術

ビジネス選書&サマリー

無料版・バックナンバー

解除ご登録

ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。


f

2006/07/28
脳と心の洗い方~なりたい自分になれるプライミングの技術

脳と心の洗い方~なりたい自分になれるプライミングの技術

成功するためには、まず「大いなる勘違い」が必要だ。自分をだま
すことで、現実は自分の思い通りになる。「すごい人」を心から演
じれば、周りの人も喜んで自分を助けてくれるからだ。
それだけ「大いなる勘違い」は強い臨場感世界を作る。人間は強い
人の信念に同調し、引き込まれていく性向をもっているのだ。科学
的の世界では「ホメオスタシスの同調」がこれにあたる。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■       ビジネス選書&サマリー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<読者数50693部>━
■今週の選書
■脳と心の洗い方?なりたい自分になれるプライミングの技術
■苫米地 英人 /フォレスト出版
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★本書の詳細、お買い求めは、→ http://tinyurl.com/mxx69
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■サマリー
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

誰でも目標達成できる技術「プライミング」を初公開!

【1】

成功するためには、まず「大いなる勘違い」が必要だ。自分をだま
すことで、現実は自分の思い通りになる。「すごい人」を心から演
じれば、周りの人も喜んで自分を助けてくれるからだ。

それだけ「大いなる勘違い」は強い臨場感世界を作る。人間は強い
人の信念に同調し、引き込まれていく性向をもっているのだ。科学
的の世界では「ホメオスタシスの同調」がこれにあたる。

たとえば、一緒に住んでいる女性同士は、片方のフェロモンが作用
することで、生理周期が同じになるといわれている。ほかにも、呼
吸や、まばたきなどいろいろな一致が起こってくるのだ。

では、病人といっしょにいると、自分まで病気になってしまうのか
というと、必ずしもそうではない。相手をしのぐ身体エネルギーが
あれば、その影響は受けない。逆に自分から健康な情報を与えるこ
ともできるだろう。

【2】

情報空間における自分の身体は、巨大化しなくてはならない。自分
が象で、相手がアリなら、1000匹のアリを思い通りに動かすことが
できる。巨大な勘違いは、象のように圧倒的な力をもつことなのだ。

ただし、ハッタリではダメだ。ハッタリとは、最初から自分の想念
を嘘と知っていて相手をだますことだ。これに対し「勘違い」は、
心から自分を想念の通りだと信じ、自らだまされることを指す。

この「大いなる勘違い」をする前に、自分の思考パターンを捨て去
るべきだ。「あのときああすればよかった!」「なぜ頑張っている
のに、うまくいかないんだろう」などと思ったことはないだろうか。

あなたが「なりたい自分」になれないのは、思考パターンが間違っ
ているからなのだ。だから、これまでのパターンは捨てて、自分の
オリジナルな思考パターンを取り戻すべきなのだ。

【3】

あなたの思考パターンは、実はオリジナルなものではない。両親や
学校、テレビ、映画といったメディアによって形づくられたものだ。

オリジナルな思考パターンを取り戻さない限り、あなたの人生は何
をやっても変わらないだろう。他人の思考パターンの中で生きてい
るのだから、自分の思い描く人生を歩めないのはあたりまえだ。

私たちが見て、認識している世界は「そういうふうに認識して欲し
いと思っている人たち」が「あなたがそういうふうに認識するよう
提示したもの」にすぎない。

人間は、そもそもすでに知っているものしか認識できないが、多く
の人は、知識をごく一部しか与えられず、認識をコントロールされ
ているのだ。

たとえば、戦後のGHQの活動内容について知っている日本人は少
ない。戦後、ヒルガードという洗脳研究の権威がGHQに呼ばれ、
日本人にアメリカ流の民主主義を刷り込む教育を行っていたのだ。

占領軍は、ヒルガードの方針によって情報規制をおこない、日本人
を洗脳していったのではないか、それでみんな「ギブミーチョコレ
ート」になったのではないかと考えることもできる。

【4】

私たちは、みな親からも知らずに洗脳されている。「これをやって
はいけません」「これをやりなさい」「こっちのほうがいい」誰も
が親にこう言われて育ってきたはずだ。

だが、これらが正しいとは限らない。二十五年ほど前「就職するな
ら銀行が一番だよ」と教えられた子どもはたくさんいたはずだ。し
かし、今や銀行マンは花形の職業ではない。両親が創り上げた認識
は、必ずしも真実ではないのだ。

このように、われわれはだれもが皆洗脳されている。良いか悪いか
は別として、私たちは親や国家の思考パターンに染まっているのだ。
それを出発点に考えなくてはならない。

つまり、いつも「見えない情報があるのでは?」と疑問を持ち、別
の情報と照らし合わる努力をしなくてはならないのだ。成功したけ
れば、自分の認識を客観的に見つめる努力を怠ってはならないのだ。

★本書の詳細、お買い求めは、→ http://tinyurl.com/mxx69

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書コメント  
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳機能学者・苫米地英人博士の最新刊です。苫米地氏は、オウム真
理教信者の脱洗脳などで、TVなどマスコミにも登場し、海外でも
知られた著名な脳機能学者です。

その苫米地博士が、あらゆる分野で目標達成できる手法として「自
己洗脳」の技術を公開します。 洗脳のメカニズムの解説から、セル
フトレーニングのやり方まで、具体的に解説してくれます。

通勤や通学のときには、道順を考えなくても目的地にたどり着くこ
とができます。同様に、成功を無意識レベルまで確信できれば、何
も考えなくても、自然に目達に達成することができます。

反対に、無意識レベルまで決心ができていなければ、どんな成功法
則を学んでも役に立ちません。「自分にはできる」と心の底から確
信できていないことは、成し遂げることができないのです。

洗脳というと、なんとなく気味が悪くて、あまりかかわりたくない
と思うかも知れません。または、胡散臭いインチキと思っている人
もいるかもしれません。

しかし、著者いわく、日本のような高度な情報化社会に住んでいて、
洗脳から無縁ということはあり得ないそうです。親、学校、マスコ
ミ、政治など、すべてある種の洗脳者と言えるのです。

自分で情報を集め、自由に考え判断しているつもりでも、もしかし
たら、誰かの思うツボになっているかもしれないのです。本書には、
そうした洗脳から自分を守るための方法も書いてあります。

というわけで、すべてのビジネスパーソンに本書をお勧めします。
中でも、目標達成ができない、力が発揮できない、人間関係がうま
くいかないなどの悩みをお持ちの方には処方箋としてお薦めします。

★本書の詳細、お買い求めは、→ http://tinyurl.com/mxx69

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ツイートする FACEBOOK いいね! このエントリーをはてなブックマークに追加

主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

企業情報はこちら

著者の方へ

広告掲載についてはこちら

TOP