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2008/12/05
ワークライフ"アンバランス"の仕事力 

ワークライフ

アドレナリンを出しまくって働け。ワークライフ"アンバランス"とは、アドレナリンが噴き出るくらい、仕事に本気でハマることで、仕事を面白くやりがいのあるものにすることだ。今、目の前にある仕事に100%全力投球して、寝食を忘れるくらいアツく仕事にのめりこみ、その結果、自分の枠を越えたところにある成果やスキルを手にすることだ。


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■今週の選書
■ワークライフ"アンバランス"の仕事力 
■田島弓子/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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アドレナリンを出しまくって働け

【1】

ワークライフ"アンバランス"とは、アドレナリンが噴き出るくら
い、仕事に本気でハマることで、仕事を面白くやりがいのあるもの
にすることだ。

今、目の前にある仕事に100%全力投球して、寝食を忘れるくらい
アツく仕事にのめりこみ、その結果、自分の枠を越えたところにあ
る成果やスキルを手にすることだ。

そして、その過程を通じて、本気で何かに「ハマる」ことの面白さ
を体感すること、それが「ワークライフ"アンバランス"」という
働き方だ。

「定時退社」「時短」「効率化」など、ラクすることばかり考えて
いないだろうか?人生には仕事に徹底的にのめりこむ「人生=仕事」
な時期があっていいと思う。

働くときはとことん働く、その代わり、遊ぶときはとことん遊ぶ。
仕事もプライベートもアンバランスに徹底的に行く。そうするから
こそ、得られるものもアンバランスに大きいものになるのだ。

【2】

アンバランスに仕事にのめりこむと、3つの変化や成長が起きる。
まず、経験と実績に裏づけられた「本物の仕事力」が身につく。

また、苦労や失敗をくぐり続けることで「しぶとさ、粘り強さ」が
得られる。さらに、経験や実績を積み上げながら、ぶれない「キャ
リアの軸」がつくられる。

キャリアップとは、これまでの仕事の結果に対する他人の評価だか
ら、アンバランスに仕事に取組み、それを積み上げていくことは、
キャリア形成上もよい影響があるのだ。

とはいえ、モチベーションをつねに高く持つことは、簡単なことで
はない。そこで、アドレナリン出っぱなしのアンバランス仕事術を
紹介していきたい。

【3】

まず、学ぶべきことは、すべてを現場から学ぶことだ。「現場から
学ぶ」ことの良さは、学んだことをすぐに自分の仕事に活かせるこ
とだ。

「活かせた」という経験は「面白い」という感情につながる。する
と、自ずと「前向きな気持ち」が生まれる。こうして仕事にのめり
こむことができるようになる。

人から教えてもらうのを待つのではだめだ。覚えるべきことは、教
えられる以上に、教えてもらえないことや、自ら気づくことから得
ることのほうが圧倒的に多い。

例えば、新人は、オフィス内の様子をとにかく観察することだ。そ
うすると、オリエンテーションや資料では説明されない、非常に重
要なことが見えてくるはずだ。

たとえば、グループ全体用のパソコンがあるとする。しかし、普段
使っているのは秘書の人で、使いたい人は、皆それとなく秘書に確
認している、などということが、職場ではよくある。

オフィスの様子を観察していないと、全体用のパソコンであるとい
う表面上のことから、うっかり秘書に確認もせずに使ってしまう。
すると、周囲からひんしゅくを買う。

周りを観察し、組織内の"リアル"ルールを把握しておくことで、
このようなことは事前に防ぐことはできる。こういうことができる
人こそ、職場で高い評価を得る人なのだ。

【4】

「現場密着」を意識して仕事を進めることが、サラリーマンの最大
の学びになる。たとえば、営業先でクライアントから耳が痛いこと
を直接ヒアリングすることだ。

ここから、ビジネスにとって一番大事な「エンドユーザーやクライ
アントの思い」を直接自分で体験することができる、すなわち「学
ぶ」ことができるのだ。

管理職以上の人にとっては、現場に行くことが難しいので、ナマナ
マしい現場情報を知っていることは、社内で仕事をしていく上で、
強力な武器になるのだ。

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■■選書コメント
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体育会系の仕事本です。今時珍しい、モーレツな働きっぷりを推奨
する、激しい内容です。

最近は、ビジネス書の世界でも、「仕組み」「楽々」「ワークライ
フバランス」などのフレーズに代表される、効率重視の本がたくさ
ん出ています。そうした風潮に喝を入れるような内容です。

確かに、誰しも仕事にはのめりこみたいはずです。公私のバランス
などお構いなしに、仕事にすべてを捧げることができたら、それほ
ど幸せなことはないと思います。

どうしたら、そんな風に仕事に没頭できるのか、本書を読めば、き
っとヒントが見つかるはずです。

もちろん、ただ闇雲に働けばいいわけではありません。単なる残業
自慢、徹夜自慢、家庭崩壊自慢、不健康自慢は愚かなだけです。本
書も、そんな武勇伝を披露する本ではありません。

仕事を通して、人として、職業人として成長するために、そして仕
事を心底楽しむために、高い目標設定をし、それを無我夢中で成し
遂げる、そんな働き方のモデルを提唱する本です。

読めば、著者自身が、本当に猛烈に働き、その中で学んできたこと
が伝わってきます。本章で紹介されるのは、そこから得た学びばか
りですから、説得力を持って読み手に迫ってきます。

何より、著者が、大会社の経営者や、マスコミに登場するような、
スーパーマン的な人物でないところが魅力です。等身大の語りは、
若いビジネスパーソンにとって共感でき、参考になるはずです。

仕事で完全燃焼したい人、自分の仕事に心底ほれ込みたい人、仕事
に悔いを残したくない人など、特に、20代、30代の、若いビジネス
パーソンにお勧めの一冊です。

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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