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2021/06/11
日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書

日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書

「軸」を定める
 
「売上を伸ばしたい」「企画を通したい」「上司から評価されたい」など、働いている人なら会社員・経営者・フリーランスを問わず、「ああしたい」「こうしたい」という願いを持っているはずだ。もちろん、すんなりと願いが叶うこともある。だが、仕事の経験を積めば積むほど、自分の願い通りに事が進むことは、なかなか起こらないことがわかってくるものだ...


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■今週の選書
■日本一わかりやすい「強みの作り方」の教科書
■板坂裕治郎
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「軸」を定める
 
【1】
 
「売上を伸ばしたい」「企画を通したい」「上司から評価されたい」
など、働いている人なら会社員・経営者・フリーランスを問わず、
「ああしたい」「こうしたい」という願いを持っているはずだ。
 
もちろん、すんなりと願いが叶うこともある。だが、仕事の経験を
積めば積むほど、自分の願い通りに事が進むことは、なかなか起こ
らないことがわかってくるものだ。
 
なぜなら、願いはひとりで叶えられるものではないからだ。周りの
人が協力してくれるかどうかにかかっているからだ。だが、人には
それぞれ都合がある。
 
お客様にはお客様の、会社には会社の、上司には上司の都合がある。
そんな中で願いを叶えるには、相手に「こいつがそこまで言うのな
ら動いてやるか」と思わせる必要がある。
 
【2】
 
生半可な小手先の説得力を身につけても、相手はなかなか動かない。
どう考えても理に適った、正しいことを言っているはずなのに、相
手が動いてくれないことは、経験があるはずだ。
 
人を動かすのは「話し方」や「伝え方」ではない。「魂からの説得
力」だ。なぜ「この人」が「この主張」をするのか。「何を言うか」
「どう言うか」以前の、「誰が言うか」が重要なのだ。
 
「主張する人」と「主張する内容」に一貫性が生まれた時、人はは
じめて「この人が言うのなら」と感じるのだ。そして、力になろう
と動くのだ。「話し方」や「伝え方」など二の次だ。
 
問題は、その人自身の「生き方」なのだ。生き方に「魂からの説得
力」がある相手なら、どんな人でも動くし、ついてきてくるものな
のだ。鍵は「説得力」なのだ。
 
【3】
 
「器用貧乏」という言葉がある。器用で何でもこなせるばかりに、
「あれも、これも」と手を出し、結局どれも中途半端になってしま
って大成しないことだ。
 
器用なこと自体は立派な長所だが、テクニックに任せ、上手にこな
すだけでは行き詰まる。存在を根本から揺るがされるような窮地に
立たされた時に持ちこたえ、反発する土台が安定していないからだ。
 
自分は「何者」なのか。これを隠さずに伝えることだ。そこを隠し
たり、ごまかしたりするような生き方に「魂からの説得力」が宿る
はずはない。
 
自分が何者かを定めることだ。「幕の内弁当」になるべきではない。
「余計なプロフィール」は、一切捨てるべきだ。そのためには土台
を見つめ直すことだ。それが、現状を打破する出発点となるのだ。
 
【4】
 
ひとつの大きなテーマに沿って、ブログを毎日書き続けることだ。
一つのテーマでブログを書き続けることから得られる効能は多岐に
わたる。
 
中でも最大の効能は「毎日ブログを書き続けることで、自分の本当
の強みが何かがあぶり出されることだ。自分では「これが強みだ」
と思っていたことが実は違ったということはよくあるものなのだ。
 
本当の強みではないものを「大テーマ」に設定してブログを毎日書
き始めると、どこかで無理が生じるものだ。いずれ一文字も書けな
くなってしまうはずだ。
 
だが、その場面こそが「本当の強み」を見つけるチャンスだ。壁に
ぶつかった時「自分の中に何が残るか」を考えるのだ。そこに「本
当の強み」を知るヒントがあるはずだ。
 
回り道は気にしなくていい。たとえば、イラストで食べていける人
は一握りと考え、イラストレターになる道を断念し、一般企業に勤
めた人がいる。
 
彼は、イラストで伝える、考える「イラストプレゼン術」を仕事に
できた。一般企業に勤めたことが強みになっている。強みを見つけ、
それがお金に変われば自信になり、人生が潤うようになるはずだ。
 
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■■選書コメント
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願いを叶える方法です。自分の強みを発掘し、これを磨くことで説
得力が生まれます。その結果、周囲を動かしていくことができるよ
うになります。その方法がわかります。
 
社会人の中には、仕事の意義や目的を見失った人も少なくありませ
ん。そんな人こそ、自分を見つめ直し、過去を洗い出し、それを武
器にすることで、人生を逆転できます。
 
著者は、中小零細弱小家業に特化した経営コンサルタントです。こ
れまで2000人以上の「人生逆転劇」を演出してきたそうです。そん
な著者が見てきた人生逆転劇をベースに教えてくれます。
 
誰もが願望を持っています。でも、それが中々思い通りにならない
ことがわかってきます。特に、仕事はひとりで成し遂げることがで
きません。周囲の協力が不可欠です。
 
でも、相手が動いてくれないことはざらにあります。やがて、あき
らめモードになり、いつしか熱い想いも忘れてしまいます。だから、
大事なことは説得力なのです。
 
かといって、説得力を強化しようと、話し方や伝え方を学ぶのは違
います。人を動かすのは生き方だからです。生き方で示して初めて、
人は動き、ついてきます。本書は、その磨き方を教えます。
 
具体的には、軸を定める、過去をさらけ出す、行動で語る、逆境を
乗り越えるというステップで進めます。カラフルな装丁で事例も豊
富です。重厚なテーマですが、軽く読み進めることができます。
 
「現状を変えたい」「何かを成し遂げたい」と考える人であれば、
小さな会社の経営者から、一人社長、士業、フリーランス、組織に
属するビジネパーソンまで、広くおすすめします。
 
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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