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2022/02/25
自考

自考

自考とは
 
「自考」することだ。自分の頭で考え、新しいやり方を作り出し、新たな行動に移すのだ。自分の中で何かが変わるはずだ。そうすれば、まったく新しいスタートが切れるはずだ。自分を追い詰めているモノサシ、価値観、慣習などを捨て去ることだ。自分を解放するのだ。代わりに、自分の頭で考えた自分のモノサシ、価値観などで自分を守るのだ...


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■今週の選書
■自考(岡田 豊)
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自考とは
 
【1】
 
「自考」することだ。自分の頭で考え、新しいやり方を作り出し、新
たな行動に移すのだ。自分の中で何かが変わるはずだ。そうすれば、
まったく新しいスタートが切れるはずだ。
 
自分を追い詰めているモノサシ、価値観、慣習などを捨て去ることだ。
自分を解放するのだ。代わりに、自分の頭で考えた自分のモノサシ、
価値観などで自分を守るのだ。
 
人が決めたものでなく、自分の頭で考えて決めたもので自分を守り、
心地よい居場所を創るのだ。何かが変わるまで「自考」するのだ。
人生を変えるきっかけが見つかるかはずだ。
 
思考を切り替えて状況を反転するのだ。「自考」すればは変わる、変
えるきっかけになるはずだ。
 
【2】
 
「自考」はすべての世代に有効だ。責任回避や現実逃避ではない。自
分を責める思考を180度変えるのだ。自分を責めるかわりに、自分
を守り抜くのだ。
 
自分を守ることができれば、他の大勢の人を守れるはずだ。社会を前
に進めて未来を切り拓くことができる。「自考」が広がれば、市民の
平和的革命につながる。日本を変え、未来を切り拓く端緒になる。
 
自分が最も楽しく、最も元気で、最も力を発揮できるやり方を知って
いるのは自分だけだ。だから「自考」するのだ。自分の居場所を改革
し、より良い形にするのは自分しかいないのだ。立ち上がる時だ。
 
【3】
 
「自考」の定義とは、自分の頭で考え、既存のルールや価値観、やり
方などを疑うことだ。すべてをいったん疑い、自分の力と自分のやり
方で見極めることが不可欠だ。
 
そして、自分の頭で考え、自分のやり方を見い出し、創り出すことだ。
もちろん、これに限らない。自身が「自考」して、広げ、深め追加し
ていい。楽しい人生を送るために最も必要なことだ。
 
さらに、自分以外の人を受け入れることだ。自分のやり方が見い出せ
れば、自分の存在が大切に思える。そうすることで、他人のやり方を
受け入れられるはずだ。
 
自分を守り抜くことができれば、他人のことも守ろうとするはずだ。
いわば「自考」の共有だ。それは、やがて社会の未来を切り拓くエネ
ルギーになっていくはずだ。
 
他にもいろいろあるはずだ。「自考」してどんどん追加することだ。
そうすることで「自考」という言葉が広がり、ひとり歩きして、新し
い向き合い方が増えていくはずだ。
 
【4】
 
同質性を求め、出る杭を打つ。組織の論理を優先し、個性を軽視する。
伝統を重視し、新たな創造を歓迎しない。こんな空気が強いから、未
来の展望がいまだに見えてこないのだ。
 
自分とは違う人を受け入れることだ。違う国・地域の人たちを理解し、
受け入れ、共生してくことだ。まずはと何いる自分とは違う他人のこ
とを受け入れることが第一歩だ。
 
人と違うやり方で挑戦する人に拍手を送ることだ。無意味な忖度はや
めて組織の支配から抜け出すことだ。自分と異なる人をそのまま受け
入れることだ。過去のやり方は参考にしつつ、流されないことだ。
 
既存のルールに埋もれず、縛られないことだ。自分の頭で本気で考え
抜けば、未来を切り拓く知恵を生み出せる。タブーなく、根本から本
気で問い直せば未来への扉を開くのだ。
 
何より、そんな社会なら、笑顔が増え、みんなが楽しく暮らすことが
できるはずだ。日本人が、自分本来の人生を取り戻し、未来を勝ち取
り、世界で埋没しないためには、今こそ「自考」がすべきなのだ。
 
「自考」することで、新しいやり方、自由、勇気、希望を勝ち取るべ
きだ。それは市民の平和的な「革命」になる可能性がある。それは歴
史的可能性だ。次元を超えた地殻変動になりえるのだ。
  
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■■選書コメント
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「自考」のすすめです。自分の頭で考え、自分のやり方を見つけ、自
分で判断する「自考」を推奨し、そのヒントを教えます。自分で考え
て行動すれば、自分を変えることができるといいます。
 
著者は、テレビ朝日の元アメリカ総局長で、30年メディアの視点か
ら日本を見つめてきた方です。そんな著者が、人生を取り戻すために
大事だと考えるのが「自考」といいます。
 
思考を切り替れば、状況を反転させることができます。そうして新し
いスタートを切ることができれば、人生を大きく変えられるといいま
す。そのきっかけにできる本です。
 
日本は人を判断する基準の数が少なすぎると著者はいいます。大事な
ことは特定の尺度でなく、すべての人の価値観が受け入れられること
だと言っています。
 
そのためには、一人ひとりが自分たちの質を高めていく必要がありま
す。「自考」で古い過去と決別し、新しいやり方を創り出し、行動す
るべきと訴えます。
 
とはいえ、やり方がわかりません。学んでいないからです。そのヒン
トを著者が教えてくれます。本書には、そんな著者の「自考」を広め
たいという願いが詰まっています。
 
前半では「自考」の大切さを説き、中盤からは「自考」の方法や「自
考」で伝統・慣習・価値観から決別する方法、さらには世界で埋没す
る日本を食い止める方法まで語られます。
 
ノウハウではありません。コラムに近いと思います。著者自身、ノウ
ハウは他人が作った定型で、自考を妨げるものであり、本書の内容は
すべて著者の個人的見解に基づいていると断っています。
 
それでも、読めば考えるきっかけが得られるはずです。もっと活躍し
たい人、より深く考えたい人、自分で考えて行動し、自分や社会を変
えていきたいと思う人におすすめです。
 
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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