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2019/06/14
「品がいい」と言われる人

「品がいい」と言われる人

「品がいい人」になるためのポイント
 
「品がいい」人は、周囲の人から好かれたり、信頼されたり、尊敬されたりする。「品が悪い」人は、ビジネスで成功して、お金や権力を手に入れても、人から好かれず、信頼や尊敬も得られない。人の一生は、その人の品格に左右されるものだ。そして、品格は自分をどう形成するかにかかっている。それほど品格は大事なのだ。ただ、問題はそれをどう磨くかだ...


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■今週の選書
■「品がいい」と言われる人
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「品がいい人」になるためのポイント
 
【1】
 
「品がいい」人は、周囲の人から好かれたり、信頼されたり、尊敬
されたりする。「品が悪い」人は、ビジネスで成功して、お金や権
力を手に入れても、人から好かれず、信頼や尊敬も得られない。
 
人の一生は、その人の品格に左右されるものだ。そして、品格は自
分をどう形成するかにかかっている。それほど品格は大事なのだ。
ただ、問題はそれをどう磨くかだ。
 
実は、品格あるいは品位、品性、気品などを磨くことは、それほど
難しいことでも、特別なことでもない。日々の言葉遣いや立ち居振
る舞い、態度、所作に気をつけること、気を配ることでいいのだ。
 
たとえば、電車やエレベーターで「おさきにどうぞ」と一言添えて
先を譲る習慣を身につけるなどだ。その意識、実践の積み重ねが、
「品がいい人」を作るのだ。
 
【2】
 
どんな場面でも、人のためにいち早く動ける人は、周りから高く評
価される。そうした行動が取れるのは、相手の立場に立って考えら
れるからだ。他者への共感や思いやりが深いのだ。
 
たとえば、お客様がきた時、いち早く立ち上がって案内するとか、
お客様を送り出す時に、サッとドアを開けるとか、そんな些細なこ
とで十分だ。
 
その積み重ねが「心あたたかい、信頼するに足る人だ」というイメ
ージを作り上げる。それが「品のいい人だ」という評価につながっ
ていくのだ。
 
タイミングも、いち早くだ。「どうぞ」「お先に」など、相手を気
遣うひと言がサッと言えれば一目置かれる。言われたほうは「恐れ
入ります」「ありがとうございます」と自然に出る。
 
たった一言交わすだけで、一日をすがすがしく過ごせる。できない
人が多い分、できる人のことは心に残る。勇気を出して発すれば、
人と心を通わせて、温かい気持ちになれるはずだ。
 
【3】
 
今、自分をよく見せようという風潮が社会全体に広がっている。加
速させているのは、写真を共有できるSNS「インスタグラム」だ。
「リア充」という言葉も耳にする。
 
これらが象徴することは、現代社会を生きる私たちが「自分を認識
してほしい」という「承認欲求」が高くなっている事実だ。そんな
声が近年聞こえている。
 
「認められたい」という気持ちを持つことは当たり前だ。ただ、認
められたいがために、自分自身を現実以上に魅力的に見せようとし
たり、成功談をアピールするのは虚しいものだ。
 
自分は自分だ。人と比較するからおかしなことになる。よりよい自
分を装うことほど大変なことはない。見栄やプライドを捨て、自分
らしく生きて、自信を持つことだ。それが品格ある生き方だ。
 
【4】
 
着るもので、人に対する周りの評価は変わるものだ。男性でも女性
でも、社会に出れば、服装で人の価値が判断されることが少なくな
い。
 
経験を積み、責任を負う立場になったら、シンプルでも素材のよい
物を身につけるなど、意識を変えるべきだ。ファストファッション
や流行を取り入れすぎると安く見られる。
 
存在が霞んでしまうばかりか、アンバランスで滑稽にさえ感じられ
ることもある。かしこまった席や対外的な場に出るときには、特に
注意が必要だ。
 
普段とまったく同じファストファッションでは、気づかないうちに、
周りからの評価を下げることにもなる。社会人になったら"ここ一
番"というときに着るスーツの1、2着は準備しておくべきだ。
 
もっとも、高価なブランド品なら、なんでもOKとか、どこへ行く
にもOKというわけではない。どんなシーンに、どんなスタイルが
合うのか、TPOに合わせて服を選ぶことが大切だ。
 
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■■選書コメント
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●今週の選書について
 
「品格」の作り方です。品格とは、人に気高さや上品さ、魅力を感
じさせるものです。これを高めることで、周りの人から信頼され、
尊敬されるようになります。
 
そうなれば、ビジネスやプライベートもうまくいくようになります。
つまり、品格は人生を左右するほど重要なのです。それを磨くには、
日常の振る舞いに気を配ることです。その方法がわかります。
 
著者は、プロの司会者で、接客や接遇の講師をされている方です。
そんな著者が、仕事の経験から得た自分磨きのヒントです。ポイン
トを押さえながら紹介してくれます。
 
世の中には、感じのいい人がいるものです。挨拶、食事の席、別れ
際など、さり気ない仕草に人柄を感じさせる人です。そういう人は、
何もかもがうまく言っているように見えます。
 
彼らを見るたびに「育ちが良いのだろう」「生まれつきの性格だろ
う」と思いがちです。でも、実際は、誰にでも、今からでも身につ
けることが可能です。
 
本書では、感じのいい人の、感じのいい理由を分析し、それを身に
つける方法を、著者自身が経験したエピソードと共に解説してくれ
ます。いずれも本当にちょっとしたことばかりです。
 
たとえば、服装、マナー、言葉遣い、「音」に敏感に、挨拶のしか
た、贈り物、笑顔、気の遣い方などです。今日からすぐにでも改善
できることばかりです。
 
優雅な振る舞いを身に着けたい人、所作を正したい人、もっと自分
を素敵に見せたい人など、自分を磨いて成長したいと考えるすべて
のビジネスパーソンにおすすめします。
 
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2019
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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