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2019/02/15
「すぐやる人」の読書術

「すぐやる人」の読書術

すぐやる人は読書が違う

「すぐやる人」と「やれない人」の読書術には大きな差がある。「すぐやる人」は、自分の価値観を壊すために読書をする。「やれない人」は、自己肯定のために本を読み、満足している。既知の内容を確認して満足するだけでは、目の前の現状は変わらない。読書をすれば、自分の価値観を変えることができる。価値観が変われば、行動が変わる。行動が変われば、状況も変わるのだ...


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すぐやる人は読書が違う

【1】

「すぐやる人」と「やれない人」の読書術には大きな差がある。「す
ぐやる人」は、自分の価値観を壊すために読書をする。「やれない
人」は、自己肯定のために本を読み、満足している。

既知の内容を確認して満足するだけでは、目の前の現状は変わらな
い。読書をすれば、自分の価値観を変えることができる。価値観が
変われば、行動が変わる。行動が変われば、状況も変わるのだ。

忙しい日々に追われていると、現状のままで走り続けることになる。
いつもすべてがうまくいけばいい。だが、どこかで壁にぶつかるこ
ともある。その壁とは、自分の価値観なのだ。

その時、自分と違う考えや価値観に出会えたらラッキーだ。自分を
変えるチャンスだ。自分に蓋をせず、新しい考えや価値観を自分の
中に採り込むことだ。幅が広がり、活躍できるフィールドが広がる。

【2】

心構えひとつで、読書が投資にも、消費にも、浪費にもなる。「す
ぐやる人」は、読書を投資と考える。そして、本から10倍、100倍
の価値を生み出す。

「すぐやれない人」は、読書が消費か浪費で終わる。読書を消費す
るとは、購入した本を読んで「ああ、勉強になった」「いい話だっ
た」と言って満足し、読書を完結してしまうことだ。

読書を浪費にする代表例は「積ん読」だ。「これを読んで成果を上
げるぞ」と思いながら本を買ったものの、一度も読まれないまま、
本が積み上がっていくことだ。

読書は、アウトプットすることで初めて「投資」になるのだ。その
とき大事なことは「ゴール」だ。つまり「目的」だ。「すぐやる人」
は「何のために読書をするのか」を明確にしているのだ。

読書は、ゴールがあるからこそ、学ぶものが大きいのだ。そして、
学んだことを「行動」という「アウトプット」に移すことができる
のだ。

【3】

「すぐやる人」の本は汚い。ペンを持って読みながら、インスピレ
ーションやアイデアを書き込んでいく。難しく考えず、読書をして
いて、思い浮かんだことを書けばいいのだ。

書き込みながら読書をすることは、小さな「アウトプット」の繰り
返しと同じだ。「すぐやる人」は「インプット」と「アウトプット」
の間隔が短いが、手を動かしながら読書することがまさにそれだ。

手を動かすと頭を整理することができる。学びの質が一気に高まる
ことは、実験でも裏付けられている。手を動かして読書することで、
読書が受け身でなく、能動的になるのだ。

だから「自分だったらどうするか」を考えながら、本にどんどん書
き込んでいくべきだ。そうすることで、内容が他人事ではなくジブ
ンゴトに変化するはずだ。

この点からも、本は綺麗に使うべきではない。たくさん書き込んで
自分だけの本を作ればいい。読書をしながらの小さなアウトプット
が、大きな違いをもたらすのだ。

【4】

本は、読めば読むほど時間が生まれる。本を読むことで他人の経験
や知恵から学ぶことができるからだ。「すぐやる人」は、本から行
動のヒントを得て、試行錯誤をする時間を短縮している。

「すぐやる人」が本を読むのは「正解」を得るためではない。仮説
を立てるためだ。「すぐやれない人」は、本に正解を求め「著者だ
からうまくいっただけだ」と、せっかくのヒントを無駄にする。

もちろん、本に書いてあることを実践しても、必ずいい結果につな
がるわけではない。だが、良い結果を生み出すヒントが得られるな
ら、試す価値はあるはずだ。

やってみて、うまくいかなければ、そこで考えればいいのだ。「す
ぐやる人」は「行動するため」でなく「考えるため」に行動するの
だ。行動のヒントが、たくさん得られるのが「読書」なのだ。

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著者は、もともと勉強嫌いだったそうですが、あることがきっかけ
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本書が教えるのは、そこで培った方法です。

まず、読書の技術とルールを解説します。次いで、読書の学びを行
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平易な言葉で、とてもわかり易く書かれていますので、これまで読
書の習慣がない人でも難なく読めるはずです。さらに、社会人経験
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本書を読むことで、本の読み方、活かし方がわかります。さらに、
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定期的に読んでいる人にも役立つはずです。読書を通して成長した
いすべての人にお勧めします。

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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